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骨髄移植について
まずは骨髄バンクへのドナー登録から
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まずは(財)骨髄移植推進財団が発行する「チャンス」に目を通して、その内容を理解されておく必要があります。そして、指定の病院へ「ドナー登録したいのですが…」と伝えてください。
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検査は約10ccの採血だけで終了します(費用は掛かりません)。あなたの白血球の型がコンピューターに登録され、ドナー登録が終了します。
| 後日、ドナーカードが郵送され、定期的に骨髄バンクの状況をお知らせするニュースも届けられるようになります。 |
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これだけでもうドナー登録は完了です。手順的には献血を行なうのとそれほど大きな違いは無いように思えるかもしれません。後に決断が必要な時期が来るまで、つまり白血球の型が適合する患者さんが見つかるまでは、ドナー登録していることすら忘れていることになるかもしれませんね。
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骨髄移植が実施されるまで
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あなたの白血球の型(HLA型)に適合した患者さんが現れた場合、質問票が郵送されてきます。その後、コーディネーターとの面接(約1時間ほど)があります。
| 白血球の型によって適合する確率は異なるため、この連絡があるかどうかは全くの偶然です。登録後すぐに連絡が来たという方、数年たって忘れた頃にと…いう方、その時期は様々です。 |
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多くの方の体験談を拝見していると、「忘れた頃に…」というタイミングで依頼が来ることが多いようです。いざ“ボランティアをしよう!”と意気込んで登録してみたけれど、その後何も起こらずに拍子抜けしてしまった、という方が多いようです。連絡がいつになるのか全く不明ですが、気長に待つべきでしょう。
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医師により、さらに詳しい血液検査と健康チェックが行われます。これは「3次検査」とも言われます。
| ここで完全に適合し、問題が発見されなければ、最終的な骨髄移植の要請が行われます。 |
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最終同意にあたっては、コーディネーターと医師、ドナー本人とご家族を交えて、最終的な意思の確認が行われます。
| ここで本人の意思はもちろん、必ずご家族の同意も必要となります。全身麻酔が必要な手術となりますので、そのリスクなど十分に知っておく必要があるでしょう。
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| またここで合意された後には、移植を前提とした患者さんの処置が始められるため、もう後戻りはできなくなります。よく考えてから決断を下すべきでしょう。
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ここが最初のハードルかもしれません。稀有な事例ですが、血縁者間での骨髄移植でイタリアで1件、日本で1件の死亡事故も発生しているそうです。わずかながらですが、ドナーの命の危険もあることを覚えておくべきでしょう。またご家族の方が不安に感じられるのも当然ですので、十分な話し合いをしておくべきでしょう。
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移植手術とは
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骨髄液の採取予定日の約1ヶ月前に、安全な採取に備えての健康診断が行われます。
| 採取時のドナー本人の貧血を防止するために、本人の血液を輸血用に採取しておく必要もあります。 |
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骨髄採取は全身麻酔下で行われ、腰骨から採取されます。
| 全身麻酔下での手術となりますので、痛みは全く感じません。所要時間は1〜3時間ほどです。 |
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体験者の方によると、まさに「あっという間…」だそうです。手術前の緊張感も、麻酔によって意識を失ってしまうため、当然何の記憶も残らないとか。気分が悪くなったりするケースもあるそうで、そちらの方が大変とのことです。
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骨髄液の提供には数日間、通常では4〜5日程度の入院が必要です。
| 採取後、通常では2〜3日で退院できます。しかし採取後に鈍痛がしばらく残り、この痛みは1〜7日間ぐらいで軽減することが多いようですが、中には1ヶ月間続いたケースもあったようです。 |
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骨髄移植に関して、最大のネックとなるのはこの「4〜5日程度の入院」かもしれません。ドナー側のスケジュールも考慮して日程を決めてもらえるようなのですが、それでもこれだけの時間、入院などしていられない…という方も多いでしょう。一般のお勤めの方でしたら、それなりに覚悟が必要かもしれません。
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手術後は
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相互のプライバシー保護のため、患者さんとの面会などは認められませんが、財団を通じての個人が特定されない範囲での手紙の交換などは可能です。
| 患者さんとそのご家族から、感謝の意を伝える手紙などが届けられたというケースもありますが、これは強制されているものではありません。骨髄移植の結果が思わしくないなど、患者さん側にも様々な理由があるため、過度の期待はしないでおきましょう。 |
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具体的な患者さんとの接触は不可能、術後の手紙なども来るか分かりません。患者さんから涙を流しながら感謝を伝えられる…といったシーンを想像していると、がっかりしてしまうかもしれません。骨髄移植とは、“淡々と終わる”“達成感のない”善意のボランティアとして考えておくべきなのでしょう。
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しかし、移植されたあなたの骨髄液が、難病で苦しんでいる患者さんの体内で新たな役割を果たしはじめて、患者さんの命を救う、これは通常では味わえないものすごい体験でしょう。医師の方、コーディネーターの方との協力によって、誰かの命が救うための作業に参加すること、これは素晴らしい経験になるかもしれません。大げさに考えず、そして安易に考えず、骨髄バンクへ協力してみてください。
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