●骨髄移植が実施されるまで
|
| あなたの白血球の型(HLA型)に適合した患者さんが現れた場合、質問票が郵送されてきます。その後、コーディネーターとの面接(約1時間ほど)があります。 |
| 白血球の型によって適合する確率は異なるため、この連絡があるかどうかは全くの偶然です。登録後すぐに連絡が来たという方、数年たって忘れた頃にと…いう方、その時期は様々です。 |
|
 |
多くの方の体験談を拝見していると、「忘れた頃に…」というタイミングで依頼が来ることが多いようです。いざ“ボランティアをしよう!”と意気込んで登録してみたけれど、その後何も起こらずに拍子抜けしてしまった、という方が多いようです。連絡がいつになるのか全く不明ですが、気長に待つべきでしょう。
|
|

|
| 医師により、さらに詳しい血液検査と健康チェックが行われます。これは「3次検査」とも言われます。 |
| ここで完全に適合し、問題が発見されなければ、最終的な骨髄移植の要請が行われます。 |
|

|
| 最終同意にあたっては、コーディネーターと医師、ドナー本人とご家族を交えて、最終的な意思の確認が行われます。 |
| ここで本人の意思はもちろん、必ずご家族の同意も必要となります。全身麻酔が必要な手術となりますので、そのリスクなど十分に知っておく必要があるでしょう。
|
|
またここで合意された後には、移植を前提とした患者さんの処置が始められるため、もう後戻りはできなくなります。よく考えてから決断を下すべきでしょう。
|
|
 |
ここが最初のハードルかもしれません。稀有な事例ですが、血縁者間での骨髄移植でイタリアで1件、日本で1件の死亡事故も発生しているそうです。わずかながらですが、ドナーの命の危険もあることを覚えておくべきでしょう。またご家族の方が不安に感じられるのも当然ですので、十分な話し合いをしておくべきでしょう。
|
|
●移植手術とは
|
| 骨髄液の採取予定日の約1ヶ月前に、安全な採取に備えての健康診断が行われます。 |
| 採取時のドナー本人の貧血を防止するために、本人の血液を輸血用に採取しておく必要もあります。 |
|

|
| 骨髄採取は全身麻酔下で行われ、腰骨から採取されます。 |
| 全身麻酔下での手術となりますので、痛みは全く感じません。所要時間は1〜3時間ほどです。 |
|
 |
体験者の方によると、まさに「あっという間…」だそうです。手術前の緊張感も、麻酔によって意識を失ってしまうため、当然何の記憶も残らないとか。気分が悪くなったりするケースもあるそうで、そちらの方が大変とのことです。
|
|

|
| 骨髄液の提供には数日間、通常では4〜5日程度の入院が必要です。 |
| 採取後、通常では2〜3日で退院できます。しかし採取後に鈍痛がしばらく残り、この痛みは1〜7日間ぐらいで軽減することが多いようですが、中には1ヶ月間続いたケースもあったようです。 |
|
 |
骨髄移植に関して、最大のネックとなるのはこの「4〜5日程度の入院」かもしれません。ドナー側のスケジュールも考慮して日程を決めてもらえるようなのですが、それでもこれだけの時間、入院などしていられない…という方も多いでしょう。一般のお勤めの方でしたら、それなりに覚悟が必要かもしれません。
|
|