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ドナー体験記

ドナー体験記

こんばんは、まじと申します。今回は自分が今年の3月に骨髄提供した体験記を下記に記載させて頂きます。これからドナー登録をする方たち、もしくはコーディネート中の方たちに少しでも参考になり肩を押せるお役に立てれば幸いです。宜しくお願いしますm(_ _)m

●ドナー登録のキッカケ
地元の先輩に誘われて入った地元の消防団で活動をしていて、人が亡くなってしまった火災現場などをいくつか体験し、命に対しての意識が強くなり、その後救命講習を教える資格を取って教えるようになったところが直接のキッカケでした。他にも何か人の命に関わる活動が出来ないか調べていて骨髄バンクにたどり着きました。

●骨髄バンクからの適合通知
登録をしてから半年後の夏頃、骨髄バンクよりオレンジの封筒が届きました。至急開封して下さいと記載があったのでもしやと思い急いで開封するとコーディネート開始のお知らせと書かれた紙が入っていました。この時点ではまだ提供は確定ではないのですが、確定したかのように嬉しかったです。さっそく必要事項を記入して返信しました。
自分の勤めている会社は外資系で休みが取りやすく、かなり融通が利くので確認検査に関してはいつでもOKといったかなり前のめりに回答したのを覚えています。この時点で自分の住む県の骨髄バンク認定病院のどこで検査等したいかの希望を○付け方式で選べます。自分はモチベーションの高さをアピールしたかったので全部に○しました笑

●確認検査
通知が届いてから2週間後に近くの大学病院にて確認検査が行われました。ここで初めて骨髄バンクのコーディネーターさんと対面、元気な九州出身の女性でした。色々気さくに話しかけてくれる方で一安心。エレベーターで血液内科の病棟まで行きました、そこからナースステーションの隣の面談室的なところでとりあえずコーディネーターさんから骨髄提供の流れの説明を受けました。
通知が来た時点からインターネットで色々調べていたので一通りの内容は知っていて、その確認になりました。採取で使われる針の写真を見た時は お、おう(^_^;)となりましたが、それよりも自分が人を助ける事が出来るかもしれないというモチベーションの方が高かったので怖さなどは全く感じませんでした。
その後は調整医師の教授(高齢)が採血キットを持って登場、採血されたのですが刺した針を片手で固定出来ず、注射器を引いてる時に針がグリグリ動いてしまったり、素人目に見てもかなり下手だったと思います(^_^;)*後日看護師の知り合いに聞いたところ、教授クラスになるとめったに採血なんかしないから、下手だよ。とあっさり言われました。でも、教授クラスの方がわざわざ採血して下さるんだからそれくらい我慢だよね…そして無事終了。
ここで採血した血液を日本赤十字社(たしか)に送り、患者さんの血と混ぜたり、さらに細かく調べて適合率を見るとの事。

●コーディネート終了
それからしばらくして骨髄バンクから通知が来ました。ドナー候補者の多くは確認検査まででふるいにかけられるので、もしかしたらダメかなぁ、と思っていましたがやはりコーディネート終了となりました。 患者さん都合と記載があったので、自分よりも適合率の高いドナーに確定した、もしくは患者さんの容体でなんらかのまだ移植する調整がつかなかったか、などが考えられるみたいです。少し燃え尽きた気持ちになりましたが、貴重な体験が出来たなとまた日常生活に戻りました。

●適合通知2回目
コーディネート終了からまた半年後の冬。1回目の時のコーディネーターさんより電話があり、出てみると2回目適合患者さんが現れたとの事でした、前回の確認検査の内容をそのまま使えるという事で、今回はその次のステップから進めますね。との事でした。
そして2週間くらい経った年末にまたまたコーディネーターさんから、あなたが最終候補者に選ばれましたとの電話がありました。
ついに来たかという気持ちと、体調面しっかりしないとというプレッシャーでかなりドキドキしました。年明けから頑張ろうと気を引き締めたのを覚えています。
ちなみに、1回目のコーディネートの時の患者さんの体調が整ってまた自分に声が掛かったのか?それともこの短期間で二回適合するって事は自分は日本人に多いHLAの型なのか?と疑問に思いましたが、骨髄バンクでは相手の患者さんの情報はほぼ頂けない為、そこは謎のままです。頂ける情報は〜地方の何十代の性別何くらいしか教えて貰えません。

●術前検診
年明けから半月後、確認検査とは別の大学病院で健康診断が行われました。コーディネーターさんいわく、自分の職場に近いこちらの大学病院に調整してくれたとの事。ここだったら午前中に病院行っても、午後には仕事行けるので助かります〃
年明けから禁酒と炭水化物制限、水分はミネラルウォーターのみ、毎週岩盤浴に通って基礎代謝UP等でダイエット開始しました。あとアブローラーで腹筋トレーニング。だらしない体で入院したくないですからね(^_^;)
健康診断は通常会社等で受けるものと一緒ですが唯一肺活量測定みたいなのがあり、キツかったです。思いっきり息を吐くんですがなんかグラフ?的な波形がよろしくないと何回もやらされるってゆう、、自分の場合は三回やって、まぁいいかなぁ的な感じでなんとかOKでました。
他の方のドナー体験記にもやはりこれはキツい書いてありました…
その後麻酔科で先生よりいくつか質問を受けて終了。

●自己血採取
骨髄採取時に貧血を起こさない為に採取後にまた自分の血を輸血するのだそうです。
自分の場合は移植する患者さんが女性だった事もあり400ミリあればOKとの事。
これは患者さんの体重によって必要な骨髄の量があるらしく、それに伴ってドナーの骨髄採取量が決定、それに伴って自己血採取量も決定。という流れみたいです。 相手の患者さんが男性である程度体重があると400ミリを二回取る(2日間に分けて)事もあるそうです。
この時も午前中で終了、午後から会社。
大体、各イベントは午前9時くらいから12時くらいの午前中で終わります。
この次病院に来るのは入院時。
手術の一週間前になると患者さんは前処置といって自分の造血細胞を全て壊しドナーの細胞を根付かせる準備に入ります。 自分の体調管理が患者さんの命に関わってくる為、ここからは常にマスク装備、週末は家からあまり出ない、等心掛けて過ごしました(←多分ここまでする必要はないと思いますが…)

●入院
いよいよ入院です。
自分は月曜の10時から入院でした、自分が入院した病院はドナーには個室が与えられます。他の患者さんとの生活時間帯が違うからドナーに負担をかけないようにとの配慮があるみたいです。 入院案内で見たら一番安い個室でも1泊2万円でした(^_^;)これは患者さん負担のようなので申し訳ない…
身長体重測定、採血などであとは自由時間。
1日目の午後からかなりヒマでした。
人生初めての入院なので落ち着かず、窓から外をずっと眺めていました。
その日の夜は21時から飲食禁止、水さえ禁止でした。とりあえず22時過ぎには寝れました。

●手術日
当日は9時に部屋を出ると言われていたので手術着と太ももまである長さのタイツを履いて準備します。T字帯は事前に買っておくとのことだったので準備していましたが、特に部屋では付けて行きませんでした。
時間になると看護師さんが迎えに来てベッドに寝かされた状態で手術室まで向かいます。
手術室に入るとミスターチルドレンの曲が流れていました。 患者のリラックス用?それとも先生のテンション上げる用?と思いましたが、何より曲がヘビーメタルとかじゃなくて良かったです、それだったらちょっと先生テンション高すぎて大丈夫か?的な気持ちになるので笑
看護師さんにマスク的なのをつけられて深呼吸してからは記憶がありません。起きたら終わりましたよと声掛けられました。それから部屋に戻されましたがボーッとしていて手術部位の痛みやらは感じませんでした。 それよりも手術中気管挿管されていたからか呼吸がしずらく少し苦しかった記憶があります。
しばらくして意識がはっきりしてきたので自分の状態を確認したところ、左手に点滴、手術部位は少し重たい感じ程度で痛みはありませんでした。なによりこのドナー体験記でみなさんが書かれている尿道カテーテルがありませんでした。 これを取った後が痛いと書かれてる方が多かったので気になっていましたが、自分の場合はT字帯の中に尿取りパッド的なものが入ってるだけでした。これはかなりありがたかったです。
しばらくすると看護師さんが来て立ち上がりましょうと言われ、立ち上がって少し歩きました。大丈夫ですね、もう自由に歩いても大丈夫ですよと言われたので、こんなものかと思いました。 手術部位の痛みもみなさんが書かれていた激しくスポーツした後の筋肉痛という表現がぴったり合います。重たいという感じが強く、痛みという程ではありませんでした。

●手術以降
手術日ですら夕方からはかなり元気で何の体調不良もなく過ごせました。そんな状態でしたのでその次の日は元気過ぎて、むしろこんなに元気なのにもう一泊するのが患者さんに対して申し訳ない気持ちになりました。 先生方は血液検査の結果を見て判断しているのだと思いますが、やはり患者さんのお金で個室に泊まらせてもらっているので自分はそうゆう気持ちになってしまいました。次にドナーに選ばれた時は大部屋でお願いしようと思います。 *実際他のドナーさんの体験記だと大部屋だった方も割といるので病院によってそこの考え方違いがあるんだなと思います。
その後は予定通り3泊4日で無事退院しました。


●感想
今回の体験を通して、人として少し成長出来たかなと思います。血液難病と日々戦っている患者さんに想いを馳せる事で自分の日常の悩みなどはごく小さい事と思えるようになりました。
これから生きていく上での大きな自信になったと思います。

●メッセージ
これを見て頂いてる方はドナー候補の方?もしくは興味がある方では無いのかと思います。
これは自分個人の体験からの意見ですが、興味がある方は是非ドナー登録をお勧めします。ドナー候補の方に対しては採取は大丈夫ですので心配なさらないで下さいと伝えたいです。

移植についての手記で自分がそうだなぁと納得した手記を下記に紹介しますので良かったら調べてみてください。ネットで見れます
骨髄バンク発行 My Life〜移植を越えて〜 より
「移植の日」虎ノ門病院 谷口医師

最後まで読んで頂いてありがとうございました。



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